TSRの共同創設者兼社長であるOJリマ氏が、アメリカン・クラフト・スピリッツ・アソシエーション(ACSA)の理事に選出されました。リマ氏の就任により、同協会はテクノロジー、物流、eコマース、そしてD2C戦略に関する豊富な専門知識を得られることになります。ACSA のプレスリリースによると、オーランド・リマ氏が2025~2026年度のACSA理事に新たに選出されたことが発表されました。
「同僚たちから選出され、スピリッツ業界における技術と政策の課題に取り組む立場に就くことができ、大変光栄に思います」とリマ氏は述べた。「これは決して軽視できない責任であり、アメリカのクラフトスピリッツ業界を構成する素晴らしい人々や企業と共に働けることを光栄に思います。」

アメリカクラフトスピリッツ協会
2013年に設立されたアメリカン・クラフト・スピリッツ・アソシエーション(ACSA)は、米国のクラフト・スピリッツ業界を代表する唯一の全米登録非営利業界団体です。その使命は、クラフト・スピリッツ生産者コミュニティの向上と擁護です。ACSAの顕著な功績としては、蒸留業者とサプライヤーが教育とネットワーキングのために集まる年次大会と展示会の開催、そして様々なスピリッツカテゴリーにおける優れた製品を表彰する、高い評価を得ているアメリカン・クラフト・スピリッツ・コンペティションの運営が挙げられます。また、ACSAはクラフト・スピリッツ生産者の利益を擁護するため、州政府および連邦政府への積極的なロビー活動も行っています。
ACSA委員会の活動
リマ氏はACSAの2つの主要委員会に所属します。政府コンプライアンス委員会は、米国におけるアルコール流通の三層システムに関連する政策変更や法律の改正を推進することに注力しています。このシステムでは、アルコールは生産者から卸売業者、そして認可を受けた小売業者を経て消費者に届けられます。さらに、リマ氏は市場アクセス委員会にも参加し、クラフト蒸留業者の新たな市場や流通チャネルへの進出拡大に向けた戦略を策定します。
OJリマについて
リマ氏はスピリッツ業界の専門家として知られ、スピリッツコンペティションの審査員を頻繁に務め、流通・小売に関する酒類法の常識的な改善を訴えています。テイストセレクト・リピートでの活動は、女性経営や黒人経営の独立系蒸留所を中心に、シングルバレルセレクションや希少なスピリッツをより幅広い層に届けることに大きく貢献しました。2024年には、リマ氏がお気に入りの独立系蒸留所やNDPから樽を調達し、それらをブレンドして限定発売するキンフォーク・トラスト・アメリカン・ウイスキーを設立しました。
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